ラグビーをブームで終わらせない!

今が熱い!!!ラグビー🏉

 

運動部員の生の声をお届けする企画「VOICE東大運動部」。

第7弾はラグビー部です!

先日まで日本で開催されていたラグビーW杯は盛り上がりましたよね!

 

今回は東大運動会ラグビー部2年生の吉田有佑さんにインタビューしてきました!

ラグビーの魅力、東大ラグビー部の取り組みについて聞いてきました!

 

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インタビューに答えてくださった吉田さん、ラグビーポールにタックルを決めています笑

 

 

ラグビーを始めたきっかけ

 

−まずは吉田さん個人のことについて聞いていきたいんですけど、ラグビーは大学から始めたんですか?

 

いえ、ラグビーを始めたのは高校からで、それまではずっと野球をやっていました。ラグビーを始めた具体的な理由は無くて、本当になんとなくっていう感じでした。だけど、父親がラグビーをやっていたこともあって、家にラグビーボールがあったりサイン入りのでっかいラグビージャージが飾ってあったりしたことがサブリミナル的に働いていたのかもしれないです。

 

−高校でラグビーってだいぶハードそうですが、どうでしたか?勉強の両立とか。

 

高校時代は「花園」(ラグビーの甲子園)を目指してがむしゃらでした。勉強のことなど、頭の片隅にも置いてなかったです。笑 体力的にはしんどい日々でしたが、花園に出たいという一心で心はいつもワクワクしているという高校生だったと思います。しかし、結局三年間とも花園に出ることは叶いませんでした。

 

−実は高校時代、国体に出場したという話を聞いたことがあるのですが…?

 

僕は、高校からラグビーを始めたど素人で下手くそでしたが、運良く愛知県選抜チームに選ばれ、2016年の希望郷いわて国体に参加させていただきました。チームメイトも対戦相手も有名なトップ選手ばかりだったのですが、その中でプレーをするのはとても楽しく興奮したのを覚えています。その大会で優勝した奈良県(御所実業高校)との対戦では自分がトライを決めることができ、このレベルでも自分が少しは通用するんだなと自信にもなりました。

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↑国体の写真

 

東大ラグビー部について

 

−ラグビー部の皆さんはいつ練習されているんですか?

 

火水土日は朝練、木曜だけ夜練をしています。

 

−朝練なんですね!ラグビー部の方はどんな1日を過ごされているんですか?

 

だいたいは朝ラグビーして、ご飯食べて、授業受けて、ウェイトトレーニング💪をして、帰ってご飯食べて寝るという1日です。ラグビー部は朝練習があり、練習時間も2時間半と短いため、割とフリーで使える時間は多いです。ウェイトトレーニングをしたりラグビーの動画を観たりもしますが、ラグビーを忘れて「Amazon prime video」で映画を観るのも好きです。

 

−東大ラグビー部の魅力ってなんですか?

 

東大ラグビー部は「関東大学対抗戦」というリーグに所属しています。このリーグにはA,Bの二つのグループがあり、東大は現在Bグループ(2部)に所属しています。Aグループは帝京や早稲田、明治といった強豪がひしめく日本最高峰の大学リーグです。僕が東大に来たのは、東大がこのAグループへの昇格を目指しているということを知り、東大が強豪ひしめく対抗戦Aグループにいる姿を想像したらとてもワクワクしたからです。高校時代に花園を目指したあのワクワク感をもう一回体験したいという思いで東大を目指すことにしました。簡単なことではないですが、Aグループへの昇格が僕の4年間をかけた最大のチャレンジです。

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ラグビーに恩返し

 

−ラグビー部の皆さんは駒場でラグビー教室を開かれていますよね?私よくラグビー場を使うんですけど、よくちびっこ達がラグビーするのを見ます笑

 

「東京セブンズラグビースクール」のことですね笑 僕はその学生コーチをしています。このラグビースクールは東大ラグビー部OBの村田さんという方が創設され、「オリンピックを目指して『強くて優しい人』になる」を理念に未就学児から中学生まで約100人の子供たちがラグビーをしています。東大ラグビー部員は僕以外にも10人ほどがコーチをしています。村田さんは、よく「ラグビーからたくさんのことを教えてもらった。今度はラグビーに恩返しがしたい。」とおっしゃっていて、そんな思いからこのラグビースクールが運営されています。僕も同じ気持ちで、このラグビースクールからオリンピック選手やワールドカップで日本代表になる選手が生まれ、その思いが継承されていけばとても嬉しいです。

 

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↑スクールでの一場面

 

−素敵な取り組みですね!

取り組みといえば最近吉田さんはストリートラグビーサークルを立ち上げられたんだとか。

なぜ始められたんですか?

 

今年、ラグビーワールドカップが開催されたことで多くの人がラグビーを目にしたと思います。しかし、このラグビーブームは一過性で終わってしまうかもしれない。そんな不安がありました。せっかくラグビーに興味をもった人も半年経ったらもう冷めちゃってるということになりかねない。それを防ぐためには、もっとラグビーを身近に感じてもらうしかない。そうなると実際にラグビーをやってもらうしかないと思いました。老若男女が楽しめるラグビーとして近年開発されたストリートラグビーは、まさにそのツールとして最適だったんです。日本ラグビーにとって自分ができることは、東大にラグビーサークルを作ること、でした。

 

−ズバリ、ゴールはありますか?

 

東大にストリートラグビーサークルができて、東大の学生がラグビーに触れてもらうことができました。さらに、学生だけでなく教員の方にも来ていただいています。しかし、東大だけでこの活動をしても数は知れてます。将来的には、どこの大学にもストリートラグビーサークルがあるといった状態にしたいです。テニサーみたいな感じで笑。少しずつですが、他の大学でもストラグサークル設立の動きが出てきています。東大ストリートラグビーサークルはそのロールモデルとして、これからもっと活発になっていけるよう頑張って行きたいと思います。

 

ラグビーの魅力

 

−最近ラグビー熱いですよね!ブームについてどう思いますか?

 

さっき少し言いましたが、このブームを一過性にしてはいけないと強く思います。せっかくワールドカップで少しでも興味を持ってもらえたなら、次の「受け皿」を作らないといけない。それが草の根的に色んなところで生まれてくると、ラグビーが日本のカルチャーになっていくと思います。僕にできることは、ストリートラグビーサークルでもっと多くの人にラグビーに触れてもらうこと、また東大ラグビー部が感動を与えることのできるチームになって多くの人に試合を観に来てもらえるようになることだと考えています。

 

−最後にラグビーの魅力とは?

 

ラグビーの魅力を言葉で表すのは難しいですね笑 ですが、今回のワールドカップで多くの人がラグビーの魅力に気付いてもらえたんじゃないかと思いますし、それをどんどん広げて行きたいですね。

(2019年11月18日 UP)