2020.7.12

馬術部インタビュー

馬術部 「人馬一体」

 

運動部員の生の声をお届けするVOICE東大運動部

第18弾は馬術部!

今回お話を伺ったのは主将兼主務の比舗 新(ひじき あらた)さん!

 

馬術をこよなく愛する比舗さんに部の魅力を伺いました。

 

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よろしくお願いします!

 

「名前は聞いたことあるけど、どんなスポーツなんだろう・・・」

「やったことないけどできるのかな…?」

 

そんな疑問をお持ちの方は必見です!

 

馬術って・・・?

よろしくお願いします!まずは基本的なことから・・・。

馬術ってどんな競技なんですか?

一般的に三つの種目がありますね。まず「バババ術」っていうのがあって・・・。

 

バババ術・・・?

「馬場馬術」ですね(笑)。高田馬場の馬場です。

これは馬のフィギュアスケートと呼ばれることもあって、決めた技の総得点を競う競技です。

 

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馬場馬術の様子

 

そんな競技があるんですね。どんな技があるんですか?

後ろ脚を軸にして一回転したり、カニ歩きしたりします!

人と馬とが一体となった技の美しさが求められます。

 

一度見てみたいです!他の二種目は何なんでしょう?

「障害馬術」と「総合馬術」です。

「障害馬術」はハードル走みたいな感じで、様々な障害をいかにミスなく超えていけるかを競う競技です。ハードルの棒を落としてしまう減点に加えて、馬がハードルの前で止まってしまう減点等もあるため、人とは違った難しさがありますね。

 

「総合馬術」は今までの二つに加えて「クロスカントリー」という種目が加わった馬のトライアスロンのような競技です。クロスカントリーでは障害のある草地や池を通過して、タイムやミスの少なさを競います。

水の中でもバシャバシャ走りますし、結構タフな種目です(笑)。

疾走感がある競技なので総合は人気なんですよ!

 

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総合馬術の様子

 

迫力満点ですね~。馬が立ち止まる場面もあるということですが、馬のメンタルってどう管理されているんですか?

まずは大切に扱うことですね。馬って意外と繊細なんですよ。草食動物なので(笑)。

だから鞭でビシバシ叩きすぎるのもあまり良くないんです。

時々放牧してあげたり、厩舎の温度を管理したり、普段から体調をケアしてあげる必要があります。

馬を心身ともに最適なコンディションで競技に臨ませることも、乗る技術と同じくらい大切です。

 

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馬のお世話の様子。馬かわいいですね。

 

乗る技術に目が行きがちですが、普段から馬の状態を管理するのも、馬術の競技の一部なんですね。

オリンピック競技にもあるようなので見てみます!

 

馬術部について

普段はどんな活動をしているんですか?

月曜日を除く週6日のうち、2~6日程度自主練があるほか、当番制で月曜日に馬のお世話をしています。

一年生は週2回以上来てね、二年生は週3回以上来てね、という風に学年ごとにノルマが決まっています。

ただ意欲のある一二年生や三四年生はほぼ毎日来ていますね(笑)。

 

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練習中の様子

 

充実していますね!でも学業との両立は可能なんですか?

自分の履修にあわせて週ごとに柔軟に部活の予定を入れられる制度になっているので、可能です!

毎日来ながら基本平均点90点の部員もいるので、正直これに関しては本人のやる気次第です(笑)。

 

 

馬のお世話など、競技以外の活動について教えてください!

まず馬のお世話は、厩舎の掃除や馬の手入れなどですね。他にも地元の自治体(三鷹)と連携して、地域の子供への体験乗馬会なども企画しています。競技だけではなく、多様なフィールドで活躍できるのはうちの部の大きな魅力だと思います。

 

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地域の子も馬に興味津々の模様

 

なるほど!馬のお世話が好き!っていう動機でもいいんですね。

次に部の雰囲気を教えてください。

練習の後みんなでご飯を食べたり、同期で旅行に行ったり、仲の良い部活だと思います。

毎日長い時間を同じ厩舎の空間で過ごすので、自然と仲が深まっていきますね。

馬のことについてオフのコミュニケーションの中で学べることも多いため、オフの時間も大切にしています。

 

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オフの様子。仮装は馬じゃないんですね(笑)

 

写真からでも和気あいあいとした雰囲気が伝わってきます!

 

YOUは何しに馬術部へ

ここからは比舗さんのことを教えてください!

まず、どうして馬術部を選ばれたんですか?

昔乗馬クラブがやってるイベントでポニーに乗ったことがあったんです。

それが個人的に楽しくて、中高時代から大学に入ったら馬術をやろうと思っていました。

 

中高時代は馬術をされていなかったんですね!

ゆるく剣道をやっていました(笑)

私もそうですが、経験者じゃなくても全然大丈夫な部活ですね。

 

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剣道部時代の比舗さん

 

どういう理由で入ってくる部員が多いんですか?

毎年新歓で行っている体験乗馬会(※)が楽しくて入ってくれる部員がほとんどですね.

あとは単純に動物が好きで、馬かわいいなっていう思いで入ってくれる部員もいます。

部員のほぼ全員が未経験で入部するので、昔やっていたから入るという部員はほとんどいません。

※今年は開催できていないようです。もし状況が変わればぜひ参加してみてください!

 

 

次に、実際に入部してみて、一番楽しかった瞬間を教えてください!

僕が一年生の時、先輩が引退試合(全日本学生大会)で完走したときですね。

当時四年生の先輩が引退試合として総合馬術に出場していたのですが、そもそも完走自体難しい競技で、最後ぎりぎりでゴールを切ったんですね。それを見て一年生ながら感動したのを今でも覚えています。

 

 

先輩の成功で喜べるって本当にいい組織ですね!

そうですね。自分のことのように、とても嬉しかったです。

 

9

比舗さんの愛馬。信頼関係が伝わってきます。

 

新入生に向けて

最後になりますが、新入生に向けて一言お願いします!

今こういう状況で、大学で何をやろうか悩んでいる人も多いと思います。

精神論になってしまうのですが、馬のお世話など大変なことが多いからこそ、競技で成果を出せたときのやりがいも大きくなります。馬術部では他のサークルや部活では絶対にできない経験をすることができます。

やりがいを求めている方、単純に生き物が好きな方、競技で全日本レベルで戦いたい方、とにかく熱い心を持った新入生をお待ちしております!

 

10

集合写真。やっぱりカッコいい!

 

 

馬術自体への興味が高じて、度々脱線しながらのインタビューでしたが、丁寧にお答えくださりありがとうございました。

馬術部に興味を持った方は東京大学運動会馬術部HPもチェックしてみてください!

 

次回はボウリング部です。お楽しみに!