自転車部競技班インタビュー

自転車部競技班 ー限界走破ー

 

運動部員の生の声をお届けする企画「VOICE東大運動部」。

第10弾は自転車部競技班です!!

体力が限界をむかえるまで自転車をこぎ続け、速さを競う過酷な自転車競技。

 

今回は東京大学運動会自転車部競技班2年生の坂野匠さんにお話を伺いました。

 

IMG_2438

動画を見せていただきながらお話を伺いました

 

 

自転車競技ってどんなスポーツ??

 

ー自転車競技ってどんなスポーツですか?

 

自転車競技はロードレーサーと呼ばれる自転車に乗り、速さを競う競技です。大きく分けて2種類の競技があります。ひとつは公道を封鎖して作ったコースを周回する「ロード競技」、もうひとつが陸上競技のようにトラックを周回する「トラック競技」そこから走る距離や個人戦と団体戦、タイムを競うのか着順を競うのかによってさらに細分化されます。

 

  ロード競技5           トラック競技2

          ロード競技                                                トラック競技の様子

 

 

ー試合の雰囲気について教えてください

 

特徴的なのはそのスピード感と走行距離です。下り坂では速度が時速70㎞に達することもあり、ロード競技であれば走行距離は

160㎞にも及びます。1レースに4、5時間かかることも珍しくないです。

また、1試合で4000~5000キロカロリーになるので、選手はレース中にサポートから補給食やドリンクを受け取り、栄養を取りながら走ります。選手とサポートが一体となってレースを戦い抜くので、そういう意味ではチームスポーツとも言えますね。

 

 

競技班について

 

ー普段はどのような活動をされているんですか?

 

平日は基本的に部全体での練習はなく、1人から数人くらいで自主的に走りに行ったり、部室でトレーニングしたりしています。で、土日は基本的に練習か大会です。練習だとだいたい相模原とか八王子のコースに行くんですけど、大会になると長野や群馬に遠征することも多いです。長期休みには福島や千葉で合宿したり、関西のレースに参戦したりもします。一年を通じて日本全国で試合してる感じですね。

 

練習風景           

         普段の練習風景              

 

 

ー部として掲げている目標はありますか?

 

トラック競技はインカレ入賞、ロード競技では4人一組で決められたコースを走るタイムを競うタイムトライアルという競技の全国大会で8位以内に入ることが目標です。トラックにもロードにもインカレで戦える選手がそろっているので勝算はあると思います。

 

使って欲しいです!!!タイムトライアルの様子

      タイムトライアルの様子

 

 

ー部の雰囲気はどんな感じですか?

 

一言でいえばオンオフの切替がはっきりしている部活です。練習中は緊張感漂う感じで走ってますが、休憩中や移動中は和気あいあいとしています。合宿や移動などで一緒に過ごす時間が多いので、チームメイトとは必然的に仲良くなりますね。特に今の2年生は僕を含めて3人しかいないので、すごく仲がいいです笑

 

合宿中の風景

         合宿にて休憩中

 

 

坂野さんと自転車

 

ー自転車をはじめたきっかけは?

 

中高時代は陸上部に所属していだんですが、父が自転車好きだったこともあって、たまに父の自転車を借りて旅行に行ったりしていました。大学に入って自転車部競技班の存在を知り、努力次第で初心者でもレースで勝てることや東大自転車部競技班が結果を残していることにひかれて入部を決めました。旅行班への入部も検討しましたが、大学4年間で部活に打ち込むんだったら東大の看板を背負ってレースで戦いたいと思い、競技班を選びました。

 

 

ー競技班に入って得たものはありますか?

 

忍耐力と良い人間関係ですね。レース中、どんなにつらくても前の選手に食らいついていくようにしているうちに、限界を超えても足を動かしつづけられる忍耐力がつきました。それから部員全員でつらいトレーニングとかをこなすことで、互いに信頼し合える良い人間関係を得られたと思ってます。

 

 

ーいままで一番嬉しかったこと、悔しかったことは何ですか?

 

一番うれしかったのは、今年の3月に神宮外苑の近くで行われた神宮クリテっていうレースで優勝して、クラス3からクラス2に昇格できたことです。(クラス2からインカレのロード競技への出場権が与えられる)

逆に、1番悔しかったのは今年のインカレで先頭の選手から10分以上離されてリタイアさせられてしまったことです。ロードレースって公道封鎖をなるべくはやく解除するために、先頭から離れすぎた選手はリタイアさせられてしまうんですけど、それに引っかかってしまって。

 

坂野が神宮で優勝1

        賞状を掲げる坂野さん

 

ーでは今後の目標は?

 

インカレで20位以内に入ると選手個人と所属大学にポイントが加算されるので、まずは次のインカレでポイント獲得を狙って20位以内に入ることが目標です。4年間を通じてインカレでTOP 10、あわよくば優勝を狙っていければと思っています。

 

 

新入生にむけて

 

ー最後に新入生や受験生にむけて一言お願いします

 

自転車競技は相手との駆け引きやレースの組み立てなどに頭を使うスポーツなので東大生にぴったりです。努力すればするだけ結果が出るという側面もあり、東大受験を乗り越えてきた新入生の皆さんであれば簡単にタイムを伸ばすことができると思います。大学から始める人が大多数なので初心者でも全く問題ありません。少しでも興味がある方はぜひ足を運んでみて下さい。東大自転車部競技班部員一同お待ちしてます。

 

集合写真

       自転車部競技班の皆さん 

 

おわりに

 

自転車の魅力や自転車競技の面白さ、レースにかける想いを熱く語っていただきました。坂野さん、ありがとうございました。

来シーズンでの坂野さんのさらなる活躍を願っています。

 

次回はレスリング部です!お楽しみに!!

(2019年12月30日 UP)