第3回内藤塾
このイベントは終了しました

概要
 築79年の木造建築で老朽化しておりました山中寮の建て替えが完成し、7月27日(月)に新装山中寮竣工式が濱田総長ご臨席のもと山梨県山中湖村山中寮で執り行われましたす。それに引き続き、新寮の寄付者の内藤進様の名を冠した内藤塾のこけら落としを27日(月)、28日(火)に内藤塾長と小林康夫教授を講師に開き、終了しました。
 このたび、第3回の内藤塾を開催致します。
 幸いまだ、定員に余裕がございますので、お早めに運動会(二食2階、内22510)へお申し込み頂ければ幸いです。なお、内藤塾の参加費は宿泊料のほかに学生、院生は2000円、その他は4000円頂くことになっております。
 ぜひとも、山中寮という自然の中で世代を越えて語らうチャンスですので、お知り合いに本件をお知らせいただき、ご参加くださるようお誘いお願い申し上げます。タフでコミュニケーション力のある新時代の旗手を育てる良い場と機会にいたしたく思っています。
講師
茂木健一郎先生 第3回
平成21年10月11,12日
茂木 健一郎
脳科学者
スケジュール
10月11日(日)

13:00         参加者集合
13:20         講義1
14:00         ディスカッション
15:00         ティーブレイク
15:20         講義2
16:00         ディスカッション
18:00         夕食
19:00         入浴
19:30         懇親会
21:00         自由時間
23:00         消灯・就寝

10月12日(月)

7:30         起床
8:00         朝食
8:40         講義3
9:20         ディスカッション
10:00        講義4
10:40        ディスカッション、まとめ
11:30        記念撮影、昼食、適宜解散

用意していただくもの
推奨図書リスト
開催報告
第3回内藤塾にて、茂木先生の講義の様子。
 秋の気配も感じる3連休の10月11・12日の2日間にわたり、第3回内藤塾が開催されました。連休ということもあって多くの参加者の方が交通渋滞に巻き込まれたため予定を1時間繰り下げての開始でした。
 第1セッションでは、現在の物質主義的アプローチを中心とする脳科学では意識の発生は解明できない、というところを導入として、茂木先生の中心的テーマであるクオリアを中心に講義が進みました。またそれにとどまらず日本の大学教育の問題点など、幅広い分野に関するお話をいただきました。
山中湖湖畔にて集合写真
 第2セッションでは、「システム論的転回」へのアプローチとして、一部の高等生物にしかないというミラーニューロンの発見や、それと大いに関連する「心の理論」、また自己認知における他者認知の重要性やそれらと化粧との関わりなど、最新の研究成果も多数交えながらのより専門的なお話をいただきました。
 また、第2セッションの後には茂木先生の発案で参加者全員で湖畔に散歩し、記念撮影をしたり、参加者同士で会話して親睦を深めました。
夜の懇親会の様子
茂木先生と参加者との交流
 夜の懇親会では茂木先生を中心に大変話が盛り上がったほか、運動部OBの方々による寮歌やカッパ踊りといった催し物もあり、深夜遅くまで大いに盛り上がっていました。
第3回内藤塾参加者集合写真  明けて2日目の第3セッションでは、「contingency:偶有性」をテーマとして、ドーパミン分泌による強化学習においては不確実性が大変重要になること、また不確実性と確実性とのバランスをとる中でsecure baseが必要になること、そしてこのことが創造性と大いに関連していることなどをご説明いただきました。
 最後の第4セッションでは、自分を外側から見る「メタ認知」をテーマに、参加者全員が自分の欠点について自ら批評するというワークショップをおこない、そこで最も評価が高かった方には茂木先生直筆のイラスト入りノートがプレゼントされました。
第3回内藤塾参加者集合写真  全体を通じて、脳科学の非常に専門的なお話から、ちょっと脱線した様々なお話まで、茂木先生の軽妙なトークとそれに応える聴衆のやり取りで大いに盛り上がりを見せました。全日程終了後は恒例の記念撮影をし、盛況のうちに第3回内藤塾も終了することが出来ました。