月2回大絶賛更新中のHP特集「勝利のために」!!第6回を迎える今回は、今年の酷暑もなんのその!どんなときもアツい応援を繰り広げている応援部です!!各運動部にとって自分達を応援してくれる応援部は非常に大切なパートナーであり、その存在は非常に大きいです。その応援部の中村拓也主将と山岸靖和副将のお二人にインタビューを敢行し、応援部の魅力を存分に語ってもらいました!!
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まずは中村主将にインタビュー!!
─応援部リーダーについて簡単に紹介をお願いします。
応援部はリーダー、吹奏楽団、チアリーダーズの三部門から構成されていますが、その中でもリーダーは正に「応援」に特化した集団です。一般に応援団というと想像される、エールを切ったり皆の前でテク(応援時、腕を振ったり拍手をする動作)を振るのもリーダーですし、全長6m以上に及ぶ淡青旗を掲げる旗手も、直接お客さんと対話して観客席を盛り上げるのも全てリーダーの役割です。如何にして応援席を盛り上げ選手の力を引き出すか、そして勝利に導くかを至上命題として日々練習しています。
他の活動としては日頃の成果を発揮する「淡青祭」等のステージ活動や、入学式での応援歌指導など活動は多岐に渡ります。
─普段はどういった練習をしていますか?
通常は月・水曜日に駒場生(二年生以下)による駒場練、金曜日に全学年で行う全体練を行っています。
練習内容としては、一日三時間の半分は「出走」と呼ばれるロードワークです。代々木公園や池ノ上、渋谷、原宿など駒場近辺を、合間に拍手の練習等を挟みながら走り込みます。もう半分の時間は駒場で「小マス」と呼ばれる野球応援を想定した練習を行っています。
代々木公園で選手もいないのに「東大ファイト〜」と叫んでいる変な集団を見かけたら、それは我々です(笑)。また、ステージの発表が近い時にはそれ専用の練習を行っています。
どの練習にも共通するのは、限界まで自分を追い込み、そこから更にありったけの力を再び振り絞れるか、その追求の繰り返しだということです。応援する側がいざという時にへばるようでは、応援部員としては失格ですからね。
─入部のきっかけはどんなことでしたか?
二年上の代に同じ中高(広島学院)の先輩がいまして。上京した翌日に焼肉に連れて行かれ、部屋に連れ込まれていつの間にか。
先輩「(なんたらかんたら)どうよ、応援部いい所だろ?入っちゃおうぜ〜」
私「あ、入ります入ります」
といった感じで(笑)こんなにあっさり入ってしまった人も中々いないんじゃないですかね。
─主将として常に注意していることはありますか?また、主将ならではの悩みなどありますか?
今年はシステム上、三パート含めた応援部全体のトップである主将とリーダーという一パートのトップである責任者を私が兼ねています。ですから、今自分がどちらの立場として発言しているか、振舞うかというのは気を遣いますね。二つの顔を持っている訳です。リーダーの責任者としては基本容赦無く下を指導する訳ですが、組織の運営を考えた時には主将として全体をまとめる視野を強く意識する必要があります。
主将は外の世界と応援部をつなぐ存在でもあり、自分の発言・行動が応援部全体の意思と捉えられる訳ですから、そのあたりの責任というかプレッシャーは非常に大きいですね。権威と責任は常に付いて回るものとは言いますが。
─応援部というと上下関係に厳しいイメージがありますが、実際のところどうですか?
もちろんその通りですが、全く理不尽なことを押し付けているということは決してありません。基本的には社会常識に則ったもので、それにいわゆる応援部色が加わっているようなものだと考えて頂ければよいでしょう。例え下級生から見て理不尽に感じられることがあったとしても、それを要求する上級生には必ずそれだけの理由・正論があります。
それと特徴的なのは、メリハリが付いているということですかね。納会などでは、五分前までは全員神妙に幹部の講評を聞いていたのに、乾杯した途端騒ぎますから。というか、盛り上げなければいけないんです(笑)
─特に注目の部員はいますか?
全員が全員個性的なので、誰を…と言われても難しいですね。
今の四人いる二年生は個性的で面白いですよ。長所も短所もはっきりしているので、このまま成長して欲しいですね。
一年生はまだまだおとなしいです。もっとバカやって欲しいと思います。下級生は元気があるのが一番ですよ。むしろ元気さえあれば何でも出来ますから。
─前期の活動を振り返って、部として、個人としてどんな感想をお持ちですか?
やはりまだ満足いくレベルには達していないな、という印象です。それは私を含め応援部全体に言えることです。代が変わって新しい立場になって、手探りでやってきた感があります。いわば前期は成長の為の半期、という感じでした。形としては一応それなりなものは出来ているので、後は個人個人の能力を高めて、如何に全体の向上に寄与していくかが大事になってくると思います。
─四年間の活動を振り返ると、応援部に変化はありましたか?
まず女子部員の増加により男女比が大きく変わったこと、それとリーダー部員の減少が挙げられます。これは数として見えるので分かり易いですが、学生気質の変化に、一歩遅れて応援部が付いていているような印象を受けますね。
応援部全体としては、あらゆる活動に対する積極性が明らかに増しましたね。応援活動の回数も、応援に行く対象も非常に多くなりました。また選手の応援とだけでなく、「東京大学全体の活性化の推進力となる」ということを強く意識するようになった結果、大学の公式行事への参加も増えました。応援部の存在自体がクローズアップされてきています。
他にも細かい点でマイナーチェンジはありますが、創部以来六十年、「ひとつ、やってやろうじゃないか」という根本の志は決して変わっていません。それでこそ東大応援部、と思います。
─今後の課題、目標を教えてください。
一つの組織として統制の取れた、その上で一人ひとりの活躍がしっかりと見える、そんな応援を作りたいですね。先ほども述べましたが、成熟期間だった前期とは異なり後期はその成果を発揮しなければなりません。「今年の応援部の形はこうだ」というものを、一つしっかりと残したいと思います。その為にはまだまだ自己鍛錬が必要です。
技術的な面とは別に、精神的な成長も無ければなりません。私がいつも言っている言葉に「全力前進」というのがあるのですが、正にこれこそが私の原点であり、今年のリーダーの目指す所です。本当に全力で、というのは言うほど簡単なことではないのは運動部に属する人なら分かるかと思います。自他共に全力を尽くした、そう言えるような活動が出来る団体に育てていかなければならないと感じます。
─最後に、この特集を読んでいる方々へひとことお願いします。
応援部とはそれ単体で成り立つ部ではありません。応援する対象としての選手達、足を運んでくれる観客の皆さんがいるからこそ成り立っています。そしてまた、選手達や観客の皆さん、応援部を支えてくださる方々から我々に与えられる力というのもまた計り知れないものです。
だから、私はその恩に報いたい。我々の渾身の応援が、活動が、少しでも皆さんの心を動かすことが出来ればこれ以上のことはありません。
これからも、是非一緒に運動会を、東京大学を盛り立てていきましょう!
ありがとうございました。続いて山岸副将のインタビューです。山岸副将には活動の具体的な内容について伺いました。
─応援に行くのは神宮だけですか?
確かに規模がいちばん大きいのは神宮球場での野球応援ですが、他にもさまざまな部の応援に行きます。一般のお客さんも大勢来る大規模なものとしてはたとえばアメリカンフットボール部WARRIORSやラクロス部BLUE BULLETSなど。その他には相撲、ハンドボール、バスケットボール、スキー、自転車などがあります。競技の特性や日程の都合、会場の制限で応援に行けない部活があるのは残念ですが、壮行会などを通じこれからももっとたくさんの運動部に関われたら、と思っています。
─応援の他にも活動はありますか?
駒場や本郷のキャンパスでデモンストレーションをやっています。昼休みに太鼓を打ち鳴らして騒いでいる、あれです。(笑)試合の告知をすることが多いですが、ラクロス部と協力して献血の協力を呼びかけたりもしています。入学式では毎年、新入生の皆さんに東大の応援歌「ただひとつ」と運動会歌「大空と」を紹介します。また、東大の教職員さんに呼ばれて歓送迎会に参加したり、受験の季節には予備校へ行って受験生を応援したりと、まあ本当にいろいろですね。
また、年に数回ですが我々応援部そのものをお見せするステージイベントを開催しています。毎年6月には「六旗の下に」という東京六大学応援団の合同ステージ、さらに11月には東大応援部単独での「淡青祭」があります。いずれも、リーダー・吹奏楽団・チアリーダーズ各パートがそれぞれの持ち味を発揮して、お客様に楽しんでいただくステージです。
─入部のきっかけはどんなことでしたか?
駿台で浪人中に予備校生を激励する応援部のデモンストレーションを見て興味を持ちました。
─中村主将は、山岸副将の目にはどう映っていますか?
全ての活動において強い牽引力で部をまとめ上げる「リーダー」だと思います。時には可愛らしい一面も見せる、愛すべき主将です!!!!
─応援部というと上下関係に厳しいイメージがありますが、実際のところどうですか?
私は特別に厳しいとは思いません。高校時代に所属していた部活と特に変わらないように感じます。そのように見えるのは挨拶等に決まった形式があるからだと思いますが、本質にあるのはごく一般的な礼儀やマナーだと思います。
─これも固定観念かもしれませんが…飲みは激しいですか?
いわゆるコールは無いのですが、キャラの立つ下級生には先輩が名前を連呼して飲みを強要されます。直球勝負ですね。私も飲みすぎて大事なものを数多く失ってきました、前歯、単位、信頼、などなど…(涙)部の飲み会は頻繁にあるのですが、やはり神宮で野球部が勝ったときの祝勝会が一番楽しいですね。最近やってないので、秋はぜひとも祝勝会ラッシュといきたいところです!よく部で利用するのは渋谷の王将、それから湯島の赤提灯です。
─特に注目の部員はいますか?
もちろん自分です!!!
─前期の活動を振り返って、部として、個人としてどんな感想をお持ちですか?
リーダー3、4年が不在ということでイレギュラーな年ではありますが、前期の1、2年部員の様子を見て、多くの課題はあるものの、後期に期待が持てると感じました。
夏合宿でビシビシ鍛えてきたいと思います(笑)
─四年間の活動を振り返ると、応援部に変化はありましたか?
活動自体が大きく変わったわけではありませんが、部全体の規模は拡大してきています。リーダー部員の獲得が難しくなる中でリーダー部員の在り方そのものについて様々な考え方が出てきているように思います。
ただし、一番の変化は「佑ちゃんフィーバー」でしょうか(笑)
─今後の課題、目標を教えてください。
運動会にひとつでも多くの勝利をもたらせるよう、皆さんの力となれる応援を目指して精進します!!!
─最後に、この特集を読んでいる方々へひとことお願いします。
「失礼します!」 ※注
※注
「失礼します!」は応援部における「Good Bye!」です。慣れてくるとだんだん「ッつぇーしぁす!」になります。
ちなみに「Hello!」は「ちは!」です。こちらも慣れてくると「ちゃ!」「ちッあー!」など変化してきます。
元気よく声が出ていればOKです。
インタビューを受けてくれたお二方どうもありがとうございました!!今後も応援部の活動にご注目下さい!!
インタビュアー・編集 虎頭 正人
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